【BAD ENDディレクターの悪癖】Vol.1 スケジュールを決めない

こんにちは。

どこでも無駄に声がデカいやつが嫌いな椿坂です。

今日からバッドエンドディレクターシリーズを書いていきたいと思います。

第一弾の今日はスケジュール管理について書いていきます。

最近、僕の周りのディレクターたちが揃いもそろってスケジュールを決めない症候群に陥っています。僕からするとディレクターがスケジュール決めないって「ディレクターの存在価値ないやん」っと見下すように失笑してしまう事案ではあるのですが、改めて、なぜスケジュールを決めないのか?そしてそれがどれだけ危険な行為かについて書いていきたいと思います。

なぜスケジュールを決めないのか

そもそもなぜスケジュールを決めることが出来ないのかを彼らの目線になって考えてみました。彼らはたぶんスケジュールを決めることが怖いのだと思います。なぜかと言うと、スケジュールを決めると、当然ですが期限が発生します。この期限にタスクを処理しないといけないという制約が発生すること、そしてその期限にタスクを処理することができるか自信が無いために怖いのだと思います。そして、この怖さから逃げるためスケジュールを決めないのだと思います。

スケジュールを決めないことによる弊害

スケジュールを決めないで仕事をするということは様々な弊害があると思います。というよりも弊害しかないです。

結局タスクを処理しない

人は誰しも約束を破りたいと思っていません。行けたら行くねって都合の良い返事は具体的な約束をすることを避けて、同時に約束をやぶる行為を避けたいから言うのだと思います。でも改めて思い出してみてください。行けたら行くねって言う人が来ることってほぼ無いですよね。仕事もコレと同じです。スケジュールを決めていないということは約束をしていない状況です。約束をしていないから動くことが出来ない、約束を破るわけでもないし動かなくてもよいとどこか心で思ってしまうのです。だからスケジュールを明確に決められない人はそもそもそのタスクを処理しようとしないのです。

時間の制約が無いためアウトプットのスピードが上がらない

僕は期限に追われたことが無い人が仕事において成長するわけがないと思っています。仕事の出来る出来ないはアウトプットのクオリティだけではなく、スピードも重要な要素です。誰だって時間をたんまりかけられればそれなりの仕事は出来ます。でもそれじゃダメなんですよね。なぜなら我々が働くということは人件費が発生しているからです(Web制作会社のような人件費しかかからないビジネスなんかは特にです。)。100日かけて100万稼ぐのと10日かけて100万稼ぐのでは当然後者のほうが効率が良いですよね。だから組織としてもスピーディな仕事が出来る人材のほうがありがたいに決まっているのです。

そして、このスピード感というのは時間を意識して仕事をしなければ身に付くものではありません。だらだら仕事をして、いつか終わればいいやという気持ちで仕事をしている人にスピード感が身に付くわけがありません。マラソンランナーだって時計を身に着けて時間にコミットして走っているからこそ記録を更新出来るわけです。

信頼を築けない

明確な約束には必ず期限が設けられているものです。逆に期日を設けていなければ、たとえその行いを完了していなかったとしても究極約束を破るという行為にはならないので、それは約束とは言えないと思います。

スケジュールを決めないで仕事をすると、いわば約束をしていない形で仕事をする形になります。例えば打ち合わせ時に発生したワイヤーフレームの修正版を提出するタスク。このとき「いついつまでに提出しますね」という約束をしないことも出来ます。(僕が発注側なら絶対させませんが笑)もちろん約束をしないでタスクを持ち帰ったタスクをそのまま提出するということも出来ます。しかし、きちんと両者で一度期日を設けて約束という行為をする。そのうえで、その約束を守る。このプロセスを繰り返していくことで「この制作会社さんはきちんと期日を守ってくれる会社だ」という信頼をより一層強く得ることが出来るようになります。

両者にストレスがかかる

「いつまでに何をする」これが明確になっていないということは仕事をお願いした方にも請け負った側にも両方ストレスがかかります。なぜかと言いますと、仕事をお願いしたほうもスケジュールが明確で無い場合、いつまでに何が仕上がってくるかわからない状況です。例え社内の上長などがプロジェクトの進捗の報告を求めてきた場合、明確な報告が出来なくなるわけです。この状況は相手にとって不安以外の何物でもありません。

また、仕事を請けた方もスケジュールを明確にしていないということは、タスクを抱えているだけで、具体的にいつまでに何をやればいいかわからない状況ということになります。例えば、この状況でクライアントに〇〇はいつ仕上がるのですか?と聞かれても回答は出来ないと思います。つまり、いつクライアントに文句を言われてもおかしくない状況を自ら作り出しているわけです。逆に〇日にまでに〇〇を提出するという点が明確になっていれば、自分でペース配分をすることも出来ますし、スケジュールさえ守られているのであればたとえのんびりしていたって、クライアントに不要なクレームを付けられる心配もありません。

スケジュールを明確にしないことは実は相手側に付け入るスキを与え、不安を増やし、自分自身を苦しめることになっているわけです。

全ての仕事には期限を設けるべき

僕は全ての仕事にはスケジュールを引くべきだと考えています。それがたとえメールの返信であっても、電話であってもワイヤーフレームの作成であってもです。(ちなみに僕は昼寝をする時間もスケジュールに引いてあります。笑)

スケジュールを引いてその通りに動くというのは実は楽なことです。僕は人は基本的に怠けるようにできていると思っています。ですので小学生のときから時間割という仕組みがあったのだと思っています。前もって予定を決めておき、あとはその通りに動く。だからみんなある一定の成果を出せるのだと思います。実は時間割って学校で学べる数少ないビジネススキルだな~と今更ながら思いますね。

とにかくWeb制作の要であるポジションのWebディレクターがスケジュールを決めないというのはプロジェクトの破綻の一歩を踏み出しているより他なりません。

へっぽこディレクターになりたくなければスケジュールを決めましょう。

それでは今日はこの辺で。